介護や福祉などのお話ブログ

介護のことについていろいろと書いていくブログです

視覚障害を想定して視覚を遮断した介護職員初任者研修の授業

「介護職員初任者研修」という資格には視覚障害がある方の

気持ちになって学ぶ授業があるのですけども、

だいたいはアイマスクをして全く何も見えない状態にして

介護職員に誘導されながら移動するって内容があります。

 

聴覚が鋭くなっているわけでもなく訓練を受けているわけでもなく、

何でもない者がイキナリ真っ暗闇の中に放り込まれた状態で

よく理解をしてもいない他の学生の誘導を頼りに移動するわけです。

 

むちゃくちゃ怖い状況だと思います。

まぁでも、これを行うのは見えないという恐怖を体験することで

その気持ちが理解できるだろうと言う観点から行われる実技の

授業にあたります。

 

真っ暗闇で階段を降りさせられたりするのはむちゃくちゃ怖いですよ。

閉所恐怖症の方や暗闇恐怖症などをお持ちの方は

つらいかもしれないです。。。

 

ヤンキー君と白杖ガールという漫画がありますけども、

ドラマ化もされた作品ですが、これに出てくるヒロインが

突然弱視になってしまい、白杖を使った生活をおくるわけですが、

アイマスクを装着して実技を受けたときはこの作品が脳裏をよぎり、

よくもまぁあんなにもやれるもんだと、思いました。

 

興味があればアイマスクを装着して家の中をうろついてみては

いかがでしょうか?